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"Modesty, Fairness, and Grace" by TAKARAZUKA REVUE

星組大劇場『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』新人公演

星組さんの公演に行くといつも目を引く天飛華音くんのラスト新公主演…観に行けた!

ちなみに私、まだ、本公演は観てないです。

 

最初の「リラの精」の主要のお三人。声がすごく綺麗。そして顔も綺麗。星組のこれからの歌うま美女が選抜されたのかな?と幕開け冒頭で「お!」と印象に残りました。

そして鳳真斗愛くん!

以前から、特にお芝居に秀でた方だなぁと思ってはいたけど…とにかくすごい存在感でした。

 

美しきリラの精の中から登場するディミトリの天飛くんは、こう言う人物像って私的にはイメージじゃなかったんだけど、お歌も演技も、抑えめな力んでない感じがとても良くて…優しくて、ピュアで真っ直ぐで、キラキラした王子の雰囲気が素敵でした。あと包容力がすごい。

その後、徐々に男らしく頼もしく、本来持ち合わせていたであろう賢さが現れてくる様は「さすが!」の一言。踊る場面で突如出てくるオーラも含めて、やっぱりこの方は魅力的だなぁって思った。

あとタイプ?キャラ?が違うと思うんだけど…声とか、こっちゃんに似てる?時々こっちゃんを感じた…かなり本役さんのことを見て研究されたのだろうな。

 

ルスダン役の藍羽ひよりちゃん。

107期でヒロインだなんてよっぽど上手いんだろう…って期待してた以上の素晴らしさでびっくり仰天。星組さんにはこんなに凄い子がいるんだ!

若く愛らしい時代から、国を背負う激動の時の女王となってからの変化がそれはそれは見事で、幕開けの頼りなさは演技だったのかよ!と、末恐ろしい子だなって思った。可愛さもあるのに、大人っぽい美しさもある。雰囲気が花總まりさんっぽいな?って思った。

彼女、お衣装の扱いに慣れたら無敵なのでは?それくらい凄いって思った。

 

主演のお二人が、全く不安がないのです。とにかく上手いから、新公観てる感じじゃなかった。

 

ジャラルッディーンさんは誰!?なにその貫禄と出来上がった美しさは!?

…って、終演後まず最初に調べたのが彼でした。大希颯くんとおっしゃるのね…とっても素敵だったし良かったです。貫禄?包容力?がすごくて、綺麗なお顔で、お髭も元から生えてるかのようだった。

彼の存在を知れたことは、今回の新公観劇で個人的に一番の幸運だったかもしれない。

 

アヴァクの稀惺かずとくん。

お声はまだ女の子だな?って思うんだけど、場面ごとの繊細な表情芝居にすごく惹かれました。そして顔がいい。美しい。

線が細くてもしかしたら娘役タイプなのでは?と以前思ってたのだけど、随分男役さんらしくなられたんだな…お髭もお似合いで、たくましさを感じた。

 

あと私がついつい見入っちゃったのは瑠璃花夏ちゃんのバタシバ。

美しい!身のこなしや表情がどれも色っぽくて本当に美しい!そしてお歌も素晴らしい。ずっと可愛い印象を持ってたんだけど、こんなに大人な素敵な人にもなるんだ…ってドキドキしました。

調べたら(遅)本役はくらっち。本公演も楽しみで仕方ない!

 

そんなわけで本公演をまだ観る前の観劇だったんだけど、この新公、かなりな完成度だったのでは?と思う。「良い舞台を観させてもらえた」満足感でいっぱいだった。主要メンバー以外も含めて、歌(コーラス)もお芝居もうまくて、星組特有?のパワフルさゆえか出演人数の少なさも感じなく、安定感がすごかったです。

新公って「が、頑張れ!」って思うのも含めて新公の良さと言うか…そう言う頼りなかったスターさんの成長を見守るのも楽しみの一つだったりすると思うんだけど、新人学年のレベルが年々上がってるのかしら?それはそれで、ワクワクします。

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