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"Modesty, Fairness, and Grace" by TAKARAZUKA REVUE

一贔屓ニ贔屓三贔屓(一富士二鷹三茄子)

初夢に「贔屓」が出てきてくれた!

幸せな内容ではないし、夢だけど…かれーちゃんが初日のご挨拶で「良い夢は人に言わず、悪い夢は人に言ったほうが良い」的なことをおっしゃっていましたので、新年らしい日記?として記録しておこうと思います。

 

※以下、全て「夢」です。

 

国際フォーラム初日。

いつも会う仲良しの知人たちはみんな一階席後方のセンブロなのに、私だけ二階席。とても寂しい。みんなと盛り上がりたかったなぁ…と、とぼとぼ二階へ行ってみると、団体客?おじさん多めの中ポツンと空いている一席が私の席でした。

 

フォーラムの二階席の眺めはどんなだったっけ?…と舞台に目をやると、それどころではない。え?舞台が?見えない!?

 

あろうことか、目の前に階段があって舞台が全然見えない席なのです。「見切れる」ってレベルじゃない。ちょっとだけ頭を横にすると階段の隙間からやっと舞台袖が見える…って感じ。こんなことあって良いの?

よく見ると、階段の手前に超小さなモニターが置いてある。…この席一帯は、その小さな小さなモニターを見ろってこと???モニターショボすぎて画面全然見えない!って言うか!モニターって!

 

信じられない思いでいると、いつの間にか開演したっぽい一階席の気配。

何故二階席の我々が開演に気づかなかったかと言うと、(舞台が見えない上に)大音量でラジオ放送(駅伝)が流れているから!うそでしょ!?階段の隙間や超小さなモニターを見るにどうもすでに宙組生は歌い踊っている様子。なのに、音さえ聞こえない。

 

「これはあまりにもあんまりだ」と怒りにプルプルしながらスタッフに抗議しようとしたら、何故だか舞台が移動してきた???まさかの目の前に贔屓と宙組生。綺麗な逆三角形のフォーメーションで真剣な表情でこちらを見ている…曲が始まるのを待ってるのかな?と思ったら踊りはじめた。どうやら始まったらしい。

我々は、ラジオ放送しか聞こえてないんだけど…贔屓は真剣な表情のまま、目の前で素敵に踊ってらっしゃるので…とりあえず「聞こえてる風」を装って、こちらも真剣な表情でペンライトをユラユラ揺らしてみたりする。音が聞こえないからリズムが取りづらいんだけど、せっかく贔屓が来てくれたので、なんとか頑張る。

 

客席降りならぬ舞台移動タイムが終わった瞬間に「おいこら!」と劇場スタッフに猛抗議。とりあえずこのラジオ放送ヤメロ!!と訴える(後ろの席の方々の「あ、あの人が言ってくれてる…涙」って声が聞こえた)。

すると劇場スタッフは、申し訳なさそうな笑顔で「現在、歴史に残る死闘が繰り広げられておりますので、特別に、放送しております」とか言う。

は?

ンなもんどうでもいいわ!何が「特別に」やねん!要らんねん!我らには何の関係もないわ!とにかく早くせめてリサイタルの音だけでも聞かせろや!!

…と、叫ぼうとしたところで夢から覚めました。

 

なんでこんな夢を見たのやら。

きっと、珍しく先に起きてリビングのテレビで家族が見ていた駅伝の放送が聞こえてきたからでしょうか。

 

正夢ならぬ逆正夢?リサイタル『MAKAZE IZM』は観やすい良いお席だったらいいな…。

ちなみに実際の国際フォーラム、WSSの時は両袖の大きなスピーカーが邪魔すぎて座席によっては上手や下手が全く見えなかったのを思い出しました。

上手で看板を塗ったり歌ったりする脚立上のトニーを心の目で見るしかなかった思い出…懐かしいです。

 

新年からこんな調子ですが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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