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"Modesty, Fairness, and Grace" by TAKARAZUKA REVUE

レシピ本の罠

料理をあまりしないし、しても簡単なものしか作らない。なのにレシピ本が好きで、写真とかデザインが好みだとつい手に取ってしまう。写真やデザインが素敵なのに限って「手抜き!」とか「簡単!」とかではないレシピが多い。
先日も、出先から戻る途中にある小説の文庫本がそろそろ発売されていないかな?と確認のため本屋さんに立ち寄って、全然関係のないレシピ本を購入してしまった。
関西の、某超人気レストランが出したレシピ本で、そのお店には一度友人たちと行ったことがあり、本当に本当に美味しかったから今度は家族を連れて行きたいと思っているお店で、そのお店の味が再現できるのか!とその時は思ってしまい、つい手に取ってしまった。再現もなにも、料理をほとんどしないのに。
ペラペラめくってみると、ハンドミキサーとかフードプロセッサーが無いと作れないものもちらほらあり(そういうレシピに限ってとても美味しそう)、そうか、やはりそういうものを買わねばならぬのか…と思いつつ、今、必死で踏みとどまっている。
特殊なキッチン家電を使って作るような凝った料理なんて、年に一度作るか作らないかの私なのだ、すぐに絶対使わなくなる。まずは手持ちの道具で作れるレシピをいくつか試してみて、やっぱりそれらの料理も作りたいと思ったら考えろ、と。
って言うかレシピ本を買うのもどうかと思う。

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