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"Modesty, Fairness, and Grace" by TAKARAZUKA REVUE

思い出し結婚式

弊社が入ってるビルの隣に外資系のホテルがあり、そこで結婚式をするのであろうカップルたちの前撮り風景を、この数年は見なかったんだけど、最近また見かけるようになってきた。そろそろ世の中的に、挙式披露宴を行うカップルが増えてきたのかな?


その様子を見てとても懐かしい気持ちになったので、十数年前に挙げた我々の結婚式関連を思い出して紹介してみます。


◆挙式・披露宴
神戸北野ホテル(https://www.kobe-kitanohotel.co.jp/

 

双方のゲストの移動を考えて一番便利そうな神戸(北野エリア)に決定。神戸出身の夫は苦じゃなかったのだろうが、打合せやら何やらで頻繁に神戸に通うことになって(私は)まぁまぁ大変だと実は思ってた。


当初は異人館のハウスウェディングに憧れていていくつか見学に行ったんだけど、自分たちで準備や手配をしなきゃならないことが多かったり、その割に高かったり、お料理がケータリングなのが(主に夫が)気に入らなかったり…。
考えあぐねていたら、夫が「北野ホテル見に行く?」と言い出した。


高級オーベルジュ…絶対高いだろうって思って考えもしてなかったんだけど、実際行ってみると雰囲気はとっても素敵だし、ウェディングプランナーの方もとっても素敵だし(超美人!美人大好き!)、恐れていたコスト面は意外と想定内だったし、料理は文句なし。
二人ともすっかり気に入ってしまい、とりあえず見学だけ…のつもりがその場で即決してた。


ちなみに挙式会場、披露宴会場ともにそんなに広いホテルではないので、今だとコロナ対策で隣同士の間隔が必要だろうから、ゲスト50人以上だと悩ましいかも?


挙式は人前式に。立会人代表は共通の知り合いの同僚と、その奥さん。彼らとは毎年野外フェスに一緒に行ってた仲なのです。(チャペルはないです。中庭?のようなところで挙式を行います。牧師さんに来てもらうタイプも選べます。)
リングボーイをうちの甥っ子(当時2〜3歳くらい?)にしてもらった。一人ではまだ心配な小ささだったので、彼の二人のお姉ちゃん(小学生と幼稚園児)がサポートしてくれました。身内が言うのもなんだけど、彼らがめっちゃくちゃ可愛くて!会場がほっこりした空気に包まれて嬉しかった。
「誓いのキス」は絶対にしたくなかったので削除。マリアベールにしたからなくても全然平気でした。あとブーケトスも削除。「涙の演出」が嫌だったので花嫁からの手紙削除。余興も削除。二次会も削除。なんか他にも省いたものがあった気がするけど忘れた。


ちなみに!北野ホテルは披露宴中も「生演奏」なんです!楽譜を用意すれば、こちらの希望の曲も演奏してくれます。音楽は夫が担当したのでどんなだったか忘れたけど、生演奏はやっぱり良いですよね!
来てくれた方々に「一度来てみたかったホテルだから嬉しい」とか「お料理が美味しい!」と喜んでいただけたので、少人数ウェディングならかなりおすすめです。


◆マリッジリング
MALCOLM BETTS マルコム・ベッツ(https://www.malcolmbetts.com/


みなさん結婚指輪ってどうやって決めるの?????好きなブランドがあればすんなり決められるのでしょうか?我々、特にそう言うのがなくて…あっちこっち行って試着したり、カタログとかサンプル取り寄せたりしたけど、どうも決め手にかけてしまい、どうすればいいのかわかんなくなってきて本当に困った。


最終的に決めたのがこのブランドの太めのリング。
外側がプラチナ、内側がゴールドの無骨な感じのリングです。日本ではバーニーズ・ニューヨークでしか取り扱ってなくて、当時はバーニーズが東京しかなかったので、どっちかの東京出張に合わせてわざわざ見に行って決めました。
存在感がすごいので二人とも普段は着けてない(せっかく苦労して選んで買ったのに!)。でも素敵。今見ても「良いの選んだな」とは思ってる。


あ、ちなみに婚約指輪はもらってないです。そこに使うお金があるなら新婚旅行で豪遊しようぜ!ってことで。


◆ペーパーアイテム
graphic(https://www.graphic.jp/
Winged Wheel(https://www.winged-wheel.co.jp/


職業柄か、一番こだわったのがペーパーアイテムかもしれないです。ホテルで選べるペーパーアイテムがどれも好みじゃなくて…席次表、席札、あとプチギフト(2種)のパッケージまで全部自作した。
席次表なんて、作ってると楽しくなってきちゃって、16ページのA5中綴じ冊子にしてしまった。用紙は私が一番好きな「アラベール」を指定して入稿、そしてグラシン紙のカバー付きにしたり、新居の住所を活版印刷のカードで別で作って、巻末にオマケとして付けたり…やりたい放題。楽しかった〜。


持ち込んだ時、担当のプランナーさんがびっくり&大興奮して「一冊いただけませんか?今後の参考資料として下見に来られた方々に見せたいです!」って言うてた。後日、本当に来られた方たちに見せてびっくりさせてたらしいです。


◆ドレス
ノーブランド?
指定のドレスショップで一番気に入ったやつにした。


そう言えば、ドレスはウェディングドレスとカラードレスを着たんだけど、どちらも「クラシカルな色、デザイン」であることだけが唯一こだわったポイントかも。あと、あんまりヒラヒラフワフワしていないやつ。ディ◯ニープリンセスみたいな雰囲気は私のキャラ的にちょっと恥ずかしかった(しかも似合わない)ので、パニエもできるだけ抑え目にしてもらいました。


ウェディングドレスはオフホワイト系で、ブーケとお揃いのヘアパーツも白い花とグリーンだけのシンプルなものに。ヘアスタイルもキュッとまとめて下の方でまとめてもらいました。ラブリーな感じが好みじゃないので、カラードレスもかなりくすんだピンク系にして、ブーケとかヘアパーツ?も同じ色の花で(せっかくだし…と、髪はダウンスタイルに変えてもらったけど、あんまりクルクルフワフワさせないでシンプルにしてもらいました)。


ちなみにウェディングベールなんですが…
もともと「誓いのキス」を避けるべくマリアベールにすると決めていたんですが、ドレス試着時にフェイスアップベール?ってやつを試着…してみたら、まさかのあんまり似合わない事案が発生。着けてる自分の姿が全然しっくりこない…シンプルなベールなのに、そんなのことってある?ってちょっとびっくりした。あと当時「こちらも人気ですよ」って割と強引に着けられたクラウンは予想以上の壊滅的な似合わなさだったんだけど、ティアラもなんか似合ってなかった。小ぶりで比較的シンプルなデザインだったんだけど…誰でも似合うってわけではないのですね…(着けるつもりではなかったとはいえ、ちょっとだけショックだった)。

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