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"Modesty, Fairness, and Grace" by TAKARAZUKA REVUE

ミュージカル・ピカレスク『LUPIN ~カリオストロ伯爵夫人の秘密~』御園座公園

ゆりかちゃん(真風涼帆さん)出演回のLUPIN観劇のため、初めて御園座へ行ってまいりました。せっかく行くんだし、少し名古屋(特にグルメ)を楽しみたい気持ちはありましたが、私の帰りを待つ者(犬)がいるため終演後はすぐ帰阪。ちょっと寂しいので手羽先煮のレトルトだけ買って帰りました。


御園座、客席が広々していてドリンクホルダーが付いているのに感動。こういう劇場では私は初めてお目にかかったかもです。何気に便利で良いです。そして「エアウィーヴ 座 クッション 御園座」なるものが採用されていて座り心地が大変良い!あと私の席が良かったのでしょうか、視界も良好で舞台までの距離が近く感じました。


名古屋公演からはボーマニャンがシングルキャスト。立石俊樹さん初めまして!です。
立石ボーマニャンは、黒羽さんの神経質、狡賢さとはちょっと違い、大きくてしっかりしていてめっちゃ喧嘩強そうなイメージ。あと、クラリスのことが本当に好きでプロポーズしたでしょ?って感じがした。黒羽さんはクラリス本人より家柄目当て?何かしら思惑あってのプロポーズだって思ったけど、立石さんは一瞬見せる表情で時折そう感じました。実は黒羽さんもそうだったんだろうか?
そう思うと、ボーマニャンがちょっと可哀そうに思えてきた。もうちょっと違うアプローチの仕方をしていれば、クラリスと結婚できたかもよ?クラリス、身分の良い優しく紳士的なイケメン男性(男装含む)に割とすぐ心開いてるから。


私はジョジーヌちゃんが登場するとジョジーヌちゃん「だけ」をオペラグラスでガン見してしまうので(条件反射)、傍らで仕えるレオナールさんの表情が観れていなくて悔しいです。ジョジーヌちゃんが他の男たちを惑わしてる間どんな顔してるんだろう?


ジョジーヌゆりかちゃんは、ますます「美女」を楽しんで演じてらっしゃるご様子。可愛いったらありゃしない。ラストのオチ的な場面もさらに吹っ切れてらっしゃる。ゆりかちゃんは「イケメン」「都会的」「クール」な男役イメージを持たれがち?ですが、コメディも絶妙なんですよねぇ。間の取り方とか時折出る裏声とかが絶品。それをあの美貌でやりきるから余計おもしろく感じます。


以下、ここが可愛い!ジョジーヌゆりかちゃん箇条書き
・女とバレた!時の優雅な女子お辞儀とその後の立ち姿(まだ抜け切れていない男役感)
・囁くような声
・喪服姿のかわいらしいことよ!
・玉は常にフルに入れとけよ!ってレオナールに怒るとこ
・背中!美!
・脚!網タイツ!美!
・宝箱運ぶの手伝って一生懸命押してるとこが女の子
・宝箱見つけて一気にテンション上がってご機嫌になるとこ
・ボートで宝箱背もたれにニッコニコでのけ反ってるとこ


まだまだあるけど…今作、なんとなくクラリスに対しては「?」な感情を抱いてしまっているので、実は素直でピュアな女の子なのはジョジーヌの方なんじゃね?って思えて仕方ない。こんなに可愛いジョジーヌちゃんは、とにかくレオナールとロンドンで幸せになってほしい(前も言ったけど)。ホームズ、そっとしておけよ?ってなる。

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