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"Modesty, Fairness, and Grace" by TAKARAZUKA REVUE

宙組公演『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』『Capricciosa!!』大千秋楽

宙組公演『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』『Capricciosa!!』が大千秋楽を迎えた。


とうとう終わっちゃった…という寂しさはあれど、まだまだ不安な状況の中、大劇場公演、東京公演ともに一回も休むことなく、みなさん元気に終えられて本当に良かった。おめでとうございます。
真風さんはじめ出演者・公演関係者のみなさん、中でも退団者の方々やそのファンのみなさんも安堵されていることでしょう。


次回作として発表された当初は「あのハイローと宝塚が!?」と不安しかなかった今公演だけど、始まってみるとコブラさんのぶっきらぼうだけど心優しい人物像(そして爆イケメン)にキュンキュンしっぱなし。
コブラさんの大好きポイントは山のようにあるけれど、強いて挙げるとしたら個人的には「カナ、目ぇつぶってろ!!!」が初日から大好きすぎて、毎回トキメキが止まらなかった。
もちろん他の出演者のみなさんもそれぞれにキャラの濃い役をイキイキと演じてらっしゃって、目が足りない公演とはこのことだった。最後の大乱闘シーンなんて、上下の花道まで見どころが詰まってて、もえこ日向の笑顔!こってぃ村山のデコピン!両方見たい!でも本舞台を見たい!って本当に忙しくて困った。
…それに加えてカプチョなんて、期待以上に狂ってて(褒めてます)秒で終わるショーだった。終演後すごい空腹感でピザ食べたくなってた。シャンシャン、ピザっぽくなかったです?パレードのたびに「ピザ食べて帰ろうかなぁ」って思ってた(何その感想)。


大劇場公演後の例の発表は「東京公演、一体どういうテンションで観たらいいの(涙)」となりましたが(例の発表については、いずれ、そう言う気分になった時に書き綴るつもり)、匂わせな台詞や歌詞、ショー演出に涙したものの、ひたすら前を見て日々突き進んでらっしゃるご本人は、まだ先のことでメソメソしてるファンの姿はきっと見たくないだろうと自分に言い聞かせてた。


大千秋楽のご挨拶。
真風さんは、特にトップスターに就任されてからは、公の場ではあまり「ファンへ向けて」のメッセージを発することはなかった気がする。組を代表するお立場として、自分のファンや宙組ファンだけにではなく、宝塚を愛する全ての人へ向けてご挨拶するべき、と考えておられるのかな?と勝手に推測してる。
そんな方が、鳴り止まない拍手に迎えられて上手緞帳前に登場された時、最後に「最後までついて来てください!」と仰ったのには涙が止まらなくなった。


真風さん、かつてお茶会などがあった頃にはファンに向けてよく仰ってたんですよね、「信じてついて来てください」って。
千秋楽のカテコで、その言葉が聞けて幸せでした。
毎公演、千秋楽にはいつも思うことなんだけど、やっぱりこの方のことを好きになって良かったって心底思ったし、もう来るな、と言われてもついて行きますので!!!

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