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"Modesty, Fairness, and Grace" by TAKARAZUKA REVUE

インプット

先日、久しぶりに梅田の蔦屋書店で長時間過ごした。
特にこれと言った目的があったわけじゃなく、「なんかいい案ないかなぁ」って感じで、ただぼんやりと何周も歩き回って、仕事と関係ないコーナーで軽く立ち読みしたり、綺麗なカードとか可愛い雑貨を見つけて「そう言えばもうすぐバレンタインだったな」なんてことを考えたりしながら過ごした。


思えば、私の主なインプット先はだいたい書店か百貨店だったっけ。


あてもなくウロウロする行為は、傍目には「サボり」と思われがちなんだけど、そりゃあ確かに都合よくすぐに仕事に結びつく何かが得られるわけではないけれど、私の仕事にはこういう時間がとても大切なことだった。
ちゃんと仕事にもつながっているし、ウロウロしているうちに「アンテナ張り欲」みたいなものがどんどん高まって、インプットがさらに楽しくなってくる。あと、歩いてると頭がすっきりしてくる。
最近はネットで簡単に色々見つけられるし、なんとなく、社会とか職場の空気感が以前とはちょっと違ってきていて、そういう一見「無駄」っぽく思われがちな時間を過ごす気分にならなくなっていた。でも、会社のデスクでじっとしているよりも、やっぱりもっと頻繁に、意識的に「目的なきウロウロ」をしなければいけないな、と改めて思った。昔ながらのやり方の方が、私には合ってるんだきっと。

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