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"Modesty, Fairness, and Grace" by TAKARAZUKA REVUE

頑張れ宝塚歌劇団!

宙組さん、とうとう大劇場公演については残り全日程全て中止が発表されましたね。雪組さんも初日から二週間ほど、そして数年ぶりの再開予定だったタカスぺも中止。
雪組さんは、友会の奇跡が起きてSS席観劇予定でした。
一緒に観る予定だった子が、雪組『夢介千両みやげ』で宝塚観劇デビューして、そらちゃん(和希そらさん)のファンになり、「いつか、一度でいいから前の方の席にも座ってみたい…」という望みがまさかそらちゃんの退団公演となる作品で叶うとは…だったので、それがなくなったのが本当に辛い。彼女にSS席でそらちゃんを観させてあげたかった…


でもやはり問題が問題だけに、そうなるよな…と言う気持ちと、私は「幕が上がるなら全力で楽しみ拍手を送りたい」と思っているので、楽しみにしていただけに悲しい気持ちと、でも、宝塚歌劇団のこの決断は、今回の問題と、現役生徒さんの心身にきちんと向き合ってらっしゃる証拠だろうと思うので、どこか安堵感も抱きました。


再開したら再開したで、色々な意見が出てくるだろうし、悪く思う人たちもいるでしょう。だからといって悪く思う人たちに対して「嫌なら観なきゃいい」と言えば済む問題でもない。生徒さんや関係者、そしてファンの100%が納得する結果を出すことはできないんじゃないだろうか、と思っています。一つの企業の一部門でもある宝塚歌劇団は、今かなり大変で難しく厳しい状況にありますが、それでも、宝塚を愛する全ての人たちのため、宝塚歌劇団の未来のため、誠意ある対応と、ごく一部のわけのわからない(それなのにやたら大きい)声には惑わされることなく、冷静な判断をされることを祈っております。

 

スカステで、過去作品をぼんやりと見てました。奥の下級生に至るまで、彼女たちのキラキラした笑顔は本物としか思えないし、舞台も本物としか思えない。そしてたくさんの人たちに夢や希望を与えて続けて110年もの歴史を紡いできたことも。やっぱり素晴らしいし、素敵だし、そんな世界を作り出す宝塚歌劇団はすごいなぁと純粋に思う。

だから、今までも、言われなくても我々の想像以上に頑張ってきてる宝塚歌劇団にこんなこと言うのは変ですが、とにかく頑張れ宝塚歌劇団

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